選び方BEFORE YOU SIGN UP

Makeとn8nを比較:料金の数え方と小規模チームの保守負担で選ぶ

Makeとn8nの違いを、creditsとワークフロー実行の課金単位、月100件・1,000件の試算、無料枠、Cloudとセルフホストの保守・共有条件から比較。契約前のテスト手順も整理します。

公式資料に基づく選び方。実機での動作検証は未実施です。広告:この記事にはMakeのアフィリエイトリンクが含まれ、有料契約・購入により当サイトが紹介報酬を受け取る場合があります。

BEFORE YOU START

まず、押さえておくこと。

小さな転記・通知を無料枠から試したいならMakeが候補です。処理段階の多い仕事を実行単位で管理したいならn8n Cloudも比べます。n8nのセルフホストは、設置先を自分で管理する必要があり、更新・バックアップ・障害対応の担当者を確保できる場合に検討します。

こんな方へ

転記・通知の自動化を初めて導入する個人事業主や小規模チーム。Makeとn8n Cloud、n8nのセルフホストを費用と担当者の負担から比較したい人。

自分の用途に合うか確認する
この記事の目次
  1. Makeとn8nの違いは、まず課金単位から見る
  2. 月100件・1,000件を、3段階と10段階で試算する
  3. 無料枠・有料料金は、通貨と支払周期をそろえる
  4. n8nセルフホストは、サーバー代と保守を一緒に見積もる
  5. どちらが向く?共有条件と担当者から選ぶ
  6. 契約前は同じ10件で試し、再実行と引き継ぎを確かめる
  7. 向いている人・向かない人
  8. 購入・申込み先

問い合わせを台帳に転記し、担当者へ通知する。そんな仕事を自動化するとき、Makeとn8nはどちらが合うのでしょうか。月額料金だけでなく、同じ仕事が何単位に数えられるか、サーバーを誰が管理するかまでそろえて比較します。

01

Makeとn8nの違いは、まず課金単位から見る

Makeでは、モジュールがデータを処理・確認する実行をoperationとして記録し、利用枠はcreditsで数えます。非AIアプリは原則1 operation=1 creditです。台帳へ1行追加する、通知を1通送る、といった処理が積み上がります。

n8nの料金は、ワークフロー全体を1回動かすexecutionを基本単位にしています。1つのワークフローの中で処理段階が増えても、段階数そのものをexecution数として足しません。Cloudの利用枠と、無料のセルフホスト版の運用費は別に考えます。

下図は、Webhookで1件受信し、台帳へ1件追加し、通知を1通送る例です。Makeは各モジュールを1回ずつ動かす前提で3 credits、n8nは1つのワークフローを1回動かす前提で1 executionと試算します。単位が違うので、3対1という数字だけで価格差を判断できません。

AIモデルの利用料やMakeの動的credit消費、n8nのGateway・Assistant creditsはこの例に含めません。AIやコード処理を使う場合は、その追加料金・計測条件も確認します。

図で理解する同じ仕事を別の単位で数える
Webhook受信、台帳追加、通知を各1回行うとMakeは3 credits、n8nは1つのワークフローで1 executionとする前提付きの比較図

編集部試算。1受付・1ワークフローで完結し、Makeでは各処理が1 creditの前提です。AI・再試行・追加処理を含めません。

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参考:Make公式:料金・無料枠・実行条件Make公式:creditsの計測とAIの追加消費Make公式:operationsとデータ件数の関係n8n公式:料金・実行単位・Cloudプラン

02

月100件・1,000件を、3段階と10段階で試算する

以下は編集部の机上試算です。1受付につき1回のWebhook受信、各処理は1件のデータを1回だけ扱い、Makeではすべて1 credit、n8nでは1つのワークフロー内で完結する前提です。3段階は受信・台帳追加・通知、10段階は受信を含めて10回の課金対象処理を行う例です。

Makeは月の受付件数×1受付の課金対象処理数、n8nは月の受付件数×1受付のワークフロー実行数で概算します。3段階と10段階を比べると、処理の長さが利用枠にどう響くかが分かります。

定期確認でまとめて複数件を取得する設計には、この掛け算をそのまま使えません。Makeのトリガーは確認1回、後続処理は取得したデータ件数に応じて動くためです。15分ごとの確認を24時間・30日続けると2,880回となり、新着のない確認もoperationとして計測されます。

分岐先で複数のデータを処理したり、再試行・別ワークフローへの切り出しを加えたりすると前提が変わります。n8nも実行時間や同時実行などの制約があるため、段階数で課金されないことを無制限の計算資源と解釈せず、実行履歴とプラン条件を照合してください。

月100件・1,000件を、3段階と10段階で試算する(2026.10.05確認)
月の受付件数処理段階(受信含む)Makeの試算n8nの試算
100件3段階300 credits100 executions
100件10段階1,000 credits100 executions
1,000件3段階3,000 credits1,000 executions
1,000件10段階10,000 credits1,000 executions
図で理解する月1,000件を同じ条件で計算
月1000件を3段階で処理するとMakeは3000 credits、10段階なら10000 credits。n8nは単一ワークフローの前提でどちらも1000 executionsとなる図

編集部試算。1受付につき各モジュールを1回、各1 creditで動かす前提です。定期確認でのまとめ取得や別ワークフローの実行は含めません。

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参考:Make公式:料金・無料枠・実行条件Make公式:creditsの計測とAIの追加消費Make公式:operationsとデータ件数の関係n8n公式:料金・実行単位・Cloudプラン

03

無料枠・有料料金は、通貨と支払周期をそろえる

2026年10月5日に確認した公式料金の例を整理しました。有料プランの金額は年払い時の月額換算です。Makeは米ドル、n8nはユーロのため、数字だけを同じ通貨の月払い料金として並べないでください。税、為替、外部API料金、追加利用枠は契約画面で確認します。

月100件・3段階の試算ならMakeの月1,000 credits以内ですが、同じアカウントの別の自動化や定期確認も合算します。月100件・10段階では1,000 creditsを使い切る試算なので、テスト・再実行・追加処理の余裕を残す必要があります。

Make Freeの15分は定期実行の最短間隔です。すべてのWebhookが15分待つという意味ではありません。短い定期間隔や3本以上の有効シナリオなど、利用量以外の条件でも有料プランを検討します。n8n Cloudの無料試用は、継続無料のCommunity editionと区別しましょう。

n8n Starterは月2,500 executionsでも、共同作業の範囲や同時実行、ログ保存などが要件を満たすか確認します。使い切らない利用枠があっても、必要な管理機能のために上位プランが必要になる場合があります。

無料枠・有料料金は、通貨と支払周期をそろえる(2026.10.05確認)
方式・プラン確認した料金利用枠・主な条件
Make Free0米ドル月1,000 credits/有効シナリオ2本/定期間隔15分以上
Make Core年払いの月額換算9米ドル(10k選択時)月10,000 credits/有効シナリオ数の制限なし/定期間隔1分以上
n8n Cloud Starter年払いの月額換算20ユーロ月2,500 executions/共有プロジェクト1つ/同時実行5件
n8n Community(セルフホスト)ソフトウェアは無料サーバー・保守・外部APIなどの費用は別

参考:Make公式:料金・無料枠・実行条件n8n公式:料金・実行単位・Cloudプランn8n公式:Cloudとセルフホストの選び方

04

n8nセルフホストは、サーバー代と保守を一緒に見積もる

Makeとn8n Cloudは提供元が基盤を管理する方式です。利用者は接続先の権限、処理の内容、エラー時の対応、担当者の交代を管理します。クラウドを選んでも、外部サービスの仕様変更や接続の失効への対応は残ります。

n8nのセルフホストでは、設置先のサーバーやデータベース、公開URL、更新、監視、バックアップ、復旧を自分たちで管理します。保管先を選べることと、連携先へのデータ送信をなくせることは別です。外部アプリへ渡す情報はワークフローごとに確認してください。

バックアップはワークフローのJSONだけでは足りません。n8n公式は、ユーザーフォルダー、認証情報の暗号鍵、外部データベースを使う場合はその保存内容、別保存先のデータなどを含む完全なバックアップを説明しています。更新前に保存し、戻せることを確かめる担当を決めます。

編集部が提案する見積もりは「サーバー・保存・監視の月額+保守に使う時間の評価額+必要な有料機能・API費用」です。例えば基盤2,000円、月2時間の保守を1時間3,000円と評価すれば、合計8,000円の計画例になります。市場価格や実測値ではなく、初期構築・突発対応・税は別です。

  • 更新・障害対応の主担当と代行者を決める
  • データと暗号鍵を保護して保存し、復元を確認する
  • 通知が止まったことを検知し、受付番号から再処理できるようにする
図で理解する基盤を誰が管理するか決める
Makeとn8n Cloudは提供元が基盤を管理し利用者が接続とエラー対応を行う。n8nセルフホストは利用者が基盤も管理し更新・保存・復旧の担当を置く比較図

公式の提供方式を踏まえた概念図です。クラウドでも接続権限と業務処理の管理は必要です。セルフホストの総費用には保守時間も含めて見積もります。

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参考:n8n公式:セルフホストの運用方式n8n公式:Communityと有料版の違いn8n公式:完全なバックアップと復元

05

どちらが向く?共有条件と担当者から選ぶ

次の選定は、公式の機能条件を踏まえた編集部の判断です。使いたいアプリ名が連携一覧にあっても、必要な「新着取得」「既存レコード更新」「添付取得」ができるとは限りません。実際に使う処理と要求権限まで確認してから候補を絞ります。

小さな転記・通知を始め、基盤の保守担当を置かずに無料枠で継続試行したいならMakeが候補です。処理段階の多い仕事を実行単位で見積もり、基盤は提供元に任せたいならn8n Cloudも比較します。短い処理ならMake、長い処理なら必ずn8nという決め方にはせず、必要な連携と利用枠を合わせます。

設置環境を管理する要件があり、保守担当と復旧手順を確保できるならn8nセルフホストが候補です。ただしCommunity editionにはプロジェクトやワークフロー・認証情報の共有などの制限があります。チームで同じ処理を編集・引き継ぐ要件を、無料版で満たせるか先に確かめます。

Makeのチーム役割はTeamsの比較対象、n8n Cloudの共有プロジェクト数はプラン別の比較対象です。共同作業に必要な権限がある場合は、Core対Starterの開始料金だけで契約を決めず、必要な機能を満たすプラン同士で比較しましょう。

図で理解する運用条件から候補を絞る
基盤管理を任せたい場合は無料試行のMakeと実行単位のn8n Cloudを比較し、設置環境を管理する場合は保守担当と共有条件を確認してセルフホストを検討する選定図

編集部の選定案です。必要な処理・共有権限・利用量を確認したうえで、同じ架空10件を使い、消費量・再実行・引き継ぎまで試します。

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参考:Make公式:料金・無料枠・実行条件n8n公式:料金・実行単位・Cloudプランn8n公式:Communityと有料版の違い

06

契約前は同じ10件で試し、再実行と引き継ぎを確かめる

編集部の提案は、受付番号を付けた架空の10件を使い、受信→台帳追加→通知を両候補で試す方法です。入力項目と件数をそろえ、台帳10件・通知10件を照合します。実行履歴の消費量と待ち時間も記録してください。

テスト用の接続・保存先で後続処理を失敗させ、受付済みのデータを再処理するときに二重登録・二重通知を防げるか確認します。受信の成功だけで業務完了と扱わず、受付番号と処理状況を追える設計にします。実際の請求や本番データを使う必要はありません。

もう1人がエラーを見つけて復旧できるか、接続を作った人が離任しても引き継げるかまで試します。セルフホストなら、バックアップからの復元と更新の戻し方も加え、必要な保守時間を自分たちで計測します。

「n8nは無料で使える?」への答えは、Cloudの試用と無料のCommunity editionを分けて考えることです。「どちらが安い?」は件数、処理回数、必要な管理機能、保守費がそろってから判断できます。まず最小構成で試し、必要な条件を満たすプランを選びましょう。

Makeを新規登録する場合は、このページの紹介案内で対象条件を先に確認できます。紹介経由の登録や無料利用を、そのまま報酬発生とは扱いません。本文の仕様は2026年10月5日の公式資料による整理、計算・選定・テストは編集部の提案です。実アカウントでの処理、請求、復旧時間は未検証です。

  • 必要な処理と共有権限を決める
  • 架空10件で保存・通知・消費量・待ち時間を照合する
  • 失敗と再実行で重複を確認する
  • 引き継ぎと保守を含めて契約条件を判断する

関連ガイド:Make入門:日本語データを一つの通知につなぐMakeのWebhookの使い方:設定・JSONの受信と動かないときの確認手順MakeとZapierの料金を比較:無料枠・課金単位と月100件の自動化で選ぶ

参考:Make公式:料金・無料枠・実行条件n8n公式:料金・実行単位・Cloudプランn8n公式:完全なバックアップと復元

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  • 同じ受付件数で利用枠を比較したい
  • n8n Cloudとセルフホストの違いを知りたい
  • 保守担当者と共同作業の条件まで決めたい

導入前に立ち止まりたいケース

  • n8nサーバーの構築コマンドを探している
  • AIエージェントの性能や実測速度を比較したい
  • 実際の請求額や障害復旧時間の検証結果が必要

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こちらの紹介リンクから新規登録する方向けの特典です。フォーム回答の転記や通知など、記事で紹介した自動化を試す際にご活用ください。

Makeで特典・登録条件を確認する

登録前に、リンク先で特典の適用条件と無料期間終了後のプラン・料金・請求条件をご確認ください。特典内容は変更・終了する場合があります。

このリンク経由の有料契約により、当サイトが紹介報酬を受け取る場合があります。特典案内確認日:2026年9月13日。

出典・確認した資料

本文は以下の資料をもとに整理しています。変更後の条件はリンク先をご確認ください。

  1. Make公式:料金・無料枠・実行条件確認日:2026.10.05
  2. Make公式:creditsの計測とAIの追加消費確認日:2026.10.05
  3. Make公式:operationsとデータ件数の関係確認日:2026.10.05
  4. n8n公式:料金・実行単位・Cloudプラン確認日:2026.10.05
  5. n8n公式:Cloudとセルフホストの選び方確認日:2026.10.05
  6. n8n公式:セルフホストの運用方式確認日:2026.10.05
  7. n8n公式:Communityと有料版の違い確認日:2026.10.05
  8. n8n公式:完全なバックアップと復元確認日:2026.10.05

ツール航路 編集部

海外の道具を日本語で選ぶための導入ガイドを編集。公式資料と実機検証を区別し、制限や代替案も記載します。

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