公式資料に基づく選び方。実機での動作検証は未実施です。広告:この記事にはMakeのアフィリエイトリンクが含まれ、有料契約・購入により当サイトが紹介報酬を受け取る場合があります。
BEFORE YOU START
まず、押さえておくこと。
小さな転記・通知を無料枠から試したいならMakeが候補です。処理段階の多い仕事を実行単位で管理したいならn8n Cloudも比べます。n8nのセルフホストは、設置先を自分で管理する必要があり、更新・バックアップ・障害対応の担当者を確保できる場合に検討します。
転記・通知の自動化を初めて導入する個人事業主や小規模チーム。Makeとn8n Cloud、n8nのセルフホストを費用と担当者の負担から比較したい人。
この記事の目次
問い合わせを台帳に転記し、担当者へ通知する。そんな仕事を自動化するとき、Makeとn8nはどちらが合うのでしょうか。月額料金だけでなく、同じ仕事が何単位に数えられるか、サーバーを誰が管理するかまでそろえて比較します。
Makeとn8nの違いは、まず課金単位から見る
Makeでは、モジュールがデータを処理・確認する実行をoperationとして記録し、利用枠はcreditsで数えます。非AIアプリは原則1 operation=1 creditです。台帳へ1行追加する、通知を1通送る、といった処理が積み上がります。
n8nの料金は、ワークフロー全体を1回動かすexecutionを基本単位にしています。1つのワークフローの中で処理段階が増えても、段階数そのものをexecution数として足しません。Cloudの利用枠と、無料のセルフホスト版の運用費は別に考えます。
下図は、Webhookで1件受信し、台帳へ1件追加し、通知を1通送る例です。Makeは各モジュールを1回ずつ動かす前提で3 credits、n8nは1つのワークフローを1回動かす前提で1 executionと試算します。単位が違うので、3対1という数字だけで価格差を判断できません。
AIモデルの利用料やMakeの動的credit消費、n8nのGateway・Assistant creditsはこの例に含めません。AIやコード処理を使う場合は、その追加料金・計測条件も確認します。

編集部試算。1受付・1ワークフローで完結し、Makeでは各処理が1 creditの前提です。AI・再試行・追加処理を含めません。
参考:Make公式:料金・無料枠・実行条件Make公式:creditsの計測とAIの追加消費Make公式:operationsとデータ件数の関係n8n公式:料金・実行単位・Cloudプラン
月100件・1,000件を、3段階と10段階で試算する
以下は編集部の机上試算です。1受付につき1回のWebhook受信、各処理は1件のデータを1回だけ扱い、Makeではすべて1 credit、n8nでは1つのワークフロー内で完結する前提です。3段階は受信・台帳追加・通知、10段階は受信を含めて10回の課金対象処理を行う例です。
Makeは月の受付件数×1受付の課金対象処理数、n8nは月の受付件数×1受付のワークフロー実行数で概算します。3段階と10段階を比べると、処理の長さが利用枠にどう響くかが分かります。
定期確認でまとめて複数件を取得する設計には、この掛け算をそのまま使えません。Makeのトリガーは確認1回、後続処理は取得したデータ件数に応じて動くためです。15分ごとの確認を24時間・30日続けると2,880回となり、新着のない確認もoperationとして計測されます。
分岐先で複数のデータを処理したり、再試行・別ワークフローへの切り出しを加えたりすると前提が変わります。n8nも実行時間や同時実行などの制約があるため、段階数で課金されないことを無制限の計算資源と解釈せず、実行履歴とプラン条件を照合してください。
| 月の受付件数 | 処理段階(受信含む) | Makeの試算 | n8nの試算 |
|---|---|---|---|
| 100件 | 3段階 | 300 credits | 100 executions |
| 100件 | 10段階 | 1,000 credits | 100 executions |
| 1,000件 | 3段階 | 3,000 credits | 1,000 executions |
| 1,000件 | 10段階 | 10,000 credits | 1,000 executions |

編集部試算。1受付につき各モジュールを1回、各1 creditで動かす前提です。定期確認でのまとめ取得や別ワークフローの実行は含めません。
参考:Make公式:料金・無料枠・実行条件Make公式:creditsの計測とAIの追加消費Make公式:operationsとデータ件数の関係n8n公式:料金・実行単位・Cloudプラン
無料枠・有料料金は、通貨と支払周期をそろえる
2026年10月5日に確認した公式料金の例を整理しました。有料プランの金額は年払い時の月額換算です。Makeは米ドル、n8nはユーロのため、数字だけを同じ通貨の月払い料金として並べないでください。税、為替、外部API料金、追加利用枠は契約画面で確認します。
月100件・3段階の試算ならMakeの月1,000 credits以内ですが、同じアカウントの別の自動化や定期確認も合算します。月100件・10段階では1,000 creditsを使い切る試算なので、テスト・再実行・追加処理の余裕を残す必要があります。
Make Freeの15分は定期実行の最短間隔です。すべてのWebhookが15分待つという意味ではありません。短い定期間隔や3本以上の有効シナリオなど、利用量以外の条件でも有料プランを検討します。n8n Cloudの無料試用は、継続無料のCommunity editionと区別しましょう。
n8n Starterは月2,500 executionsでも、共同作業の範囲や同時実行、ログ保存などが要件を満たすか確認します。使い切らない利用枠があっても、必要な管理機能のために上位プランが必要になる場合があります。
| 方式・プラン | 確認した料金 | 利用枠・主な条件 |
|---|---|---|
| Make Free | 0米ドル | 月1,000 credits/有効シナリオ2本/定期間隔15分以上 |
| Make Core | 年払いの月額換算9米ドル(10k選択時) | 月10,000 credits/有効シナリオ数の制限なし/定期間隔1分以上 |
| n8n Cloud Starter | 年払いの月額換算20ユーロ | 月2,500 executions/共有プロジェクト1つ/同時実行5件 |
| n8n Community(セルフホスト) | ソフトウェアは無料 | サーバー・保守・外部APIなどの費用は別 |
参考:Make公式:料金・無料枠・実行条件n8n公式:料金・実行単位・Cloudプランn8n公式:Cloudとセルフホストの選び方
n8nセルフホストは、サーバー代と保守を一緒に見積もる
Makeとn8n Cloudは提供元が基盤を管理する方式です。利用者は接続先の権限、処理の内容、エラー時の対応、担当者の交代を管理します。クラウドを選んでも、外部サービスの仕様変更や接続の失効への対応は残ります。
n8nのセルフホストでは、設置先のサーバーやデータベース、公開URL、更新、監視、バックアップ、復旧を自分たちで管理します。保管先を選べることと、連携先へのデータ送信をなくせることは別です。外部アプリへ渡す情報はワークフローごとに確認してください。
バックアップはワークフローのJSONだけでは足りません。n8n公式は、ユーザーフォルダー、認証情報の暗号鍵、外部データベースを使う場合はその保存内容、別保存先のデータなどを含む完全なバックアップを説明しています。更新前に保存し、戻せることを確かめる担当を決めます。
編集部が提案する見積もりは「サーバー・保存・監視の月額+保守に使う時間の評価額+必要な有料機能・API費用」です。例えば基盤2,000円、月2時間の保守を1時間3,000円と評価すれば、合計8,000円の計画例になります。市場価格や実測値ではなく、初期構築・突発対応・税は別です。
- 更新・障害対応の主担当と代行者を決める
- データと暗号鍵を保護して保存し、復元を確認する
- 通知が止まったことを検知し、受付番号から再処理できるようにする

公式の提供方式を踏まえた概念図です。クラウドでも接続権限と業務処理の管理は必要です。セルフホストの総費用には保守時間も含めて見積もります。
参考:n8n公式:セルフホストの運用方式n8n公式:Communityと有料版の違いn8n公式:完全なバックアップと復元
どちらが向く?共有条件と担当者から選ぶ
次の選定は、公式の機能条件を踏まえた編集部の判断です。使いたいアプリ名が連携一覧にあっても、必要な「新着取得」「既存レコード更新」「添付取得」ができるとは限りません。実際に使う処理と要求権限まで確認してから候補を絞ります。
小さな転記・通知を始め、基盤の保守担当を置かずに無料枠で継続試行したいならMakeが候補です。処理段階の多い仕事を実行単位で見積もり、基盤は提供元に任せたいならn8n Cloudも比較します。短い処理ならMake、長い処理なら必ずn8nという決め方にはせず、必要な連携と利用枠を合わせます。
設置環境を管理する要件があり、保守担当と復旧手順を確保できるならn8nセルフホストが候補です。ただしCommunity editionにはプロジェクトやワークフロー・認証情報の共有などの制限があります。チームで同じ処理を編集・引き継ぐ要件を、無料版で満たせるか先に確かめます。
Makeのチーム役割はTeamsの比較対象、n8n Cloudの共有プロジェクト数はプラン別の比較対象です。共同作業に必要な権限がある場合は、Core対Starterの開始料金だけで契約を決めず、必要な機能を満たすプラン同士で比較しましょう。

編集部の選定案です。必要な処理・共有権限・利用量を確認したうえで、同じ架空10件を使い、消費量・再実行・引き継ぎまで試します。
参考:Make公式:料金・無料枠・実行条件n8n公式:料金・実行単位・Cloudプランn8n公式:Communityと有料版の違い
契約前は同じ10件で試し、再実行と引き継ぎを確かめる
編集部の提案は、受付番号を付けた架空の10件を使い、受信→台帳追加→通知を両候補で試す方法です。入力項目と件数をそろえ、台帳10件・通知10件を照合します。実行履歴の消費量と待ち時間も記録してください。
テスト用の接続・保存先で後続処理を失敗させ、受付済みのデータを再処理するときに二重登録・二重通知を防げるか確認します。受信の成功だけで業務完了と扱わず、受付番号と処理状況を追える設計にします。実際の請求や本番データを使う必要はありません。
もう1人がエラーを見つけて復旧できるか、接続を作った人が離任しても引き継げるかまで試します。セルフホストなら、バックアップからの復元と更新の戻し方も加え、必要な保守時間を自分たちで計測します。
「n8nは無料で使える?」への答えは、Cloudの試用と無料のCommunity editionを分けて考えることです。「どちらが安い?」は件数、処理回数、必要な管理機能、保守費がそろってから判断できます。まず最小構成で試し、必要な条件を満たすプランを選びましょう。
Makeを新規登録する場合は、このページの紹介案内で対象条件を先に確認できます。紹介経由の登録や無料利用を、そのまま報酬発生とは扱いません。本文の仕様は2026年10月5日の公式資料による整理、計算・選定・テストは編集部の提案です。実アカウントでの処理、請求、復旧時間は未検証です。
- 必要な処理と共有権限を決める
- 架空10件で保存・通知・消費量・待ち時間を照合する
- 失敗と再実行で重複を確認する
- 引き継ぎと保守を含めて契約条件を判断する
関連ガイド:Make入門:日本語データを一つの通知につなぐMakeのWebhookの使い方:設定・JSONの受信と動かないときの確認手順MakeとZapierの料金を比較:無料枠・課金単位と月100件の自動化で選ぶ
参考:Make公式:料金・無料枠・実行条件n8n公式:料金・実行単位・Cloudプランn8n公式:完全なバックアップと復元
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自分の用途に、合っている?
向いているケース
- 同じ受付件数で利用枠を比較したい
- n8n Cloudとセルフホストの違いを知りたい
- 保守担当者と共同作業の条件まで決めたい
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- n8nサーバーの構築コマンドを探している
- AIエージェントの性能や実測速度を比較したい
- 実際の請求額や障害復旧時間の検証結果が必要
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1か月Coreプラン無料
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こちらの紹介リンクから新規登録する方向けの特典です。フォーム回答の転記や通知など、記事で紹介した自動化を試す際にご活用ください。
Makeで特典・登録条件を確認する登録前に、リンク先で特典の適用条件と無料期間終了後のプラン・料金・請求条件をご確認ください。特典内容は変更・終了する場合があります。
このリンク経由の有料契約により、当サイトが紹介報酬を受け取る場合があります。特典案内確認日:2026年9月13日。
出典・確認した資料
本文は以下の資料をもとに整理しています。変更後の条件はリンク先をご確認ください。
- Make公式:料金・無料枠・実行条件確認日:2026.10.05
- Make公式:creditsの計測とAIの追加消費確認日:2026.10.05
- Make公式:operationsとデータ件数の関係確認日:2026.10.05
- n8n公式:料金・実行単位・Cloudプラン確認日:2026.10.05
- n8n公式:Cloudとセルフホストの選び方確認日:2026.10.05
- n8n公式:セルフホストの運用方式確認日:2026.10.05
- n8n公式:Communityと有料版の違い確認日:2026.10.05
- n8n公式:完全なバックアップと復元確認日:2026.10.05